風景夢譚

楽しく学んだ歳時記の忘備録

11.秋分初候:雷乃収声(らいすなわちこえをおさむ)臥待月

秋分の日(2013年9月23日)の日の出を庭から追ってみました。

木々と雲の間は石狩湾です。

午前五時十分から

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午前五時十八分

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午前五時二十一分:臥待月

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朝は、寒くなりました、ストーブを焚くほどではないのですが。

もう一つのブログ「万葉集の日記」の「自然を詠んだ歌(3)朝日」を参照していただけるとありがたいです。

画像は2013年9月23日(秋分初候:雷乃収声(らいすなわちこえをおさむ)臥待月)に撮ったもので、ブログの記載は、今朝(2013年9月24日更待月)になりました。

らいをかみなりとも読むようです。

このころより雷が鳴らなくなる時期ということのようです。

春分の末項に「雷乃発声(らいすなわちこえをはっす)」とある様に、春に増え始め、夏の間鳴り響いた雷が、鳴りをひそめるころだそうです。

雷は夏の季語で、稲妻は秋の季語だそうです。

どうやら稲妻が稲を実らせると信じられていたからのようなのです。

古くは、夫のことも「つま」といっていたようです。

稲の夫だと思われていたいたようです。

前に万葉人は太陽よりも月の歌を多く詠んだと万葉集の日記で紹介しました。

朝日そのものを詠んだ歌は八首だけと意外に少ないようです。 

ここでは舎人の歌(巻2・177)を紹介します。

万葉集の日記に記載したらいいのではないかい)

ま、そうなのですが、朝日の関係でここに記載しました。

 

「朝日照る佐太の岡部に群れ居つつわが泣く涙止む時も無し」

(佐太の岡べには朝日が輝いているのに、群がりつつお仕えするわれらには、涙の乾く時とてない)

「朝日弖(て)流 佐太岡邊余 群居乍 吾等哭涙 息時毛無」

奈良県高市郡高取町佐田に陵がある。真弓の丘の突端(岬をサダという)。

柿本朝臣人麻呂が、日並皇子尊の殯宮(あらきのみや)の時に作った巻2・167の歌を読まないと意味が分からないでしょう。

ここでは歌の紹介だけとさせていただきます。

 

ところでこの季節の風物詩といったら里芋、薄、彼岸花、南蛮煙管、鵙でしょうか。

ここ小樽では薄でしょう。

彼岸花は自生していませんし、里芋も南蛮煙管も鵙も縁がないように思うのです。

あ、里芋は大好きですね。

棚田の彼岸花の風景は一度見てみたいですね。