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風景夢譚

楽しく学んだ歳時記の忘備録

77.春・立春:一候初候東風解凍(とうふうこおりをとく):2015年2月4~18日

今年初めての記載です。

表題を下記のように表示することにしました。

ブログ記載からの通し番号(77)

次いで、季節(春夏秋冬)・二十四節気の名称・七十二候:新暦と表示します。

なお、七十二候は、候(一~七十二)、次いで各節気の三つの候(初、次、末)、最後に各節気の三つ候の名称を記載します。

今年は、下記の本を参考にしています。

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季節:春

御存じのように立春から立夏の前日までです。旧暦では、春は正月から三月をいい、立春に新年を迎えるとされていました。

「迎春」「頌春」などのことばがつかわれ、一年の始まりを寿ぎます。

梅、菜の花、桜、桃の花など、春は花の季節なのでしょう。

二十四節気立春

「春立つ」時節で、暦の上での春の到来です。

梅の花も本州では咲き始め、小樽でも降りそそぐ陽光からは春の気配がかすかに感じられます。

季のことば:立春

季の和菓子:葩餅(はなびらもち)

季の花:水仙

ヒガンバナ科スイセン属の植物の総称。

地中海原産で、シルクロードを通って東アジアに渡来。

まだ見たことはないのですが、越前岬や爪木崎には、岬を埋めつくすほどの「野水仙」の群落があるようです。

小樽の水仙はまだ深い雪の下です。

小樽の庭で咲く水仙

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黄水仙(2015年2月5日札幌市の百合が原公園にて)

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節分草(2015年2月5日札幌市の百合が原公園にて)

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七十二候:一候初候東風解凍

立春を迎えて、東からの暖かい風が、吹き始め、冬の厚い氷を解かしだす頃という意味です。

季のことば:東風

春風を意味する東風は「こち」ともいい、菅原道真の歌が有名です。

「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」

季の花:雛菊

本州では春の花壇を飾るキク科の多年草

デージーの名のほうが耳慣れているでしょうか。

2015年2月5日に札幌市の百合が原公園緑のセンターの温室で開催されている雪割草展を鑑賞。

展の雪割草は、ギンポウゲ科の州浜草や三角草で本州と九州の山地に生育するようで、本来の雪割草は、初夏に雪解けを待って咲くサクラソウ科のユキワリソウです。

州浜草は、「州浜菊」ともいうので、雛菊の代わりに貼り付けました。

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季の野菜:小松菜

季の行事:初午

朱の千本鳥居が有名な京都伏見の稲荷大社では、二月第一午の日に初午の縁日が催され、「正一位稲荷大明神」と書かれた大きな赤い幟が立てられ、大変な賑わうようです。