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風景夢譚

楽しく学んだ歳時記の忘備録

80.春・雨水・四候初候土脉潤起(つちのしょううるおいおこる・どみゃくうるおいおこる)

雨水新暦2015年2月19日から3月5日まで

降る雪が雨に変わり、川や池に分厚く張っていた氷も解けて水になるころのようです。厳しかった寒さも次第にやわらぎ、大地も潤い始めて、昔から農耕の準備を始める目安とされてきたようです。

季のことば:春の雪・雪解

立春を過ぎて降る雪をいいます。牡丹の花弁のような、綿のような大きな形の雪片で、淡く消えやすいようです。

まさに「牡丹雪」、「綿雪」、「淡雪」です。

「斑雪(はだれ)」もあるようです。

いずれも春の季語です。

「雪解」、「雪汁」、「雪代」、「雪にごり」などもこの季の言葉でしょうか。

季の花:福寿草

元日草とも呼ばれます。

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季の和菓子:紅梅

梅の花は、春の訪れを象徴する季節感や端正な形が好まれ、和菓子の意匠として少なくありません。春を待ちわびる気持ちやその訪れを喜んで、紅梅のお菓子に思わず・・・

土脉潤起(つちのしょううるおいおこる・どみゃくうるおいおこる) 

新暦2015年2月19日から23日、早春の雨が降って、大地が湿り気を含むころ。潤いとは降雨を指します。

暖かな雨に土が潤い活気づくころのようです。

小樽は夜半から明日にかけて雨の予報のようです。

雪解けが進むかな。

季のことば:ひと雨ごとに春

小樽ではたまに雨も降るころで、雨とともに春が来ると感じる季節でしょうか。

季の野菜:さやえんどう

本州ではもう春の食材としてそのさわやかな風味が賞味されているのでしょう。

季のさかな:糸撚(いとより)

関西では祝の善に用いられる高級魚で、その人気は鯛に劣らないとか。

縁が薄いですね。

季の行事:東大寺二月堂修二会

旧暦の二月に行われる東大寺の修二会は、一般には「お水取り」といわれる行事で、奈良時代に始まり千三百年近く一度も途絶えることなく続けられてきたようです。

この法会は、前行から始まり三週間以上続くようですが、クライマックスとなるのが、二月堂の十一面観音に供える「お香水」を井戸から汲み上げる「お水取り」と、満行の「達陀」です。

練行衆の打ち振る大松明の火の粉をかぶると一年間無病息災が約束されるといわれれているようです。

現在では、本行が三月一日から十四日まで二月堂で行われ、「水取り」は十三日深夜となります。

2010年3月4日に参拝されたのが思い出されます。

 
木曜日:曇り一時雨、時に陽も射す - 風景の日記