読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

風景夢譚

楽しく学んだ歳時記の忘備録

91.春・清明:十五候末候虹始見(にじはじめてあらわれる)

虹始見は、新暦の2015年4月15日から19日(昨日)まで、雨上りに美しい虹が、見えるようになるころ。季語では「初虹」というようです。冬にはなかった虹が現れるころのようです。

季のことば:初虹

虹は、夏の季語ですが、春の虹は夏の虹より淡く、はかない感じが漂うのが特徴のようです。対比して意識したことがないですね。雨も降ったのですが、虹始見に虹を観察しなかったな。小樽ではまだ、大気が乾燥していて虹は見えにくいのでしょう。

季の花:子楢

縁が薄いかな。

季の野菜:蓬

雪の消えた場所でもう姿が見えるかな。やはり何と言っても蓬餅ですね。

季のさかな:眼張

春告魚の一つなのでしょうが、縁がないですね。春告魚といえば、ここ小樽では鰊(鯡・春告魚)ですね。もう今年の漁期は確か終わったはず。

虹色は、七色と実は思い込んでいました。その虹も六色、五色、二色でとらえる地域があるようです。虹を見て七色との思い込みが強いので、今度虹を見たら数えてみよう。雨上りに柔らかい陽の光とともにあらわれる虹を今年いつ見るだろう。虹を見て、気持ちが悪くなる人はいないのでは。

最近、色に興味を持って、下記の本を購入しました。

f:id:sikihuukei:20150420051054j:plain

上の色「立湧」で、菊立湧を使っているとのこと。

f:id:sikihuukei:20150420051129j:plain

f:id:sikihuukei:20150420051201j:plain

淡い緑の表紙の本なのですが、スキャンできませんでした。「七宝繋ぎ」です。

で、季節と暮らす365色に「虹色」が出ていたのですが、虹の色との思い込みが強かったので、暮らしの中の色とは違っていました。紅花で染めた薄い絹地は、見る角度によって青みや紫みに見えることがあるようです。紅花で染めた薄い絹地を見たことがあるのかもしれないのですが、虹色として見ていないので記憶にないのです。上品な色です。

また、春を装うかさねの色目は虹のようですね。平安時代から貴族の衣装に使われた配色の「かさねの色目」は、季節の着こなしだったようです。

配色手法の名前まであったようです。

「匂い」、「薄様」、「村濃」、「単襲」、「裏陪」、「捩り」

裏山の残雪も残り少なくなりました。難波津、堅香子、蝦夷延胡索も顔を出してきました。もうじき開花でしょう。