風景夢譚

楽しく学んだ歳時記の忘備録

93.夏・小満:二十二候初候蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

小満:2015年5月21日から6月5日まで。

日ごとに気温が上昇し、あらゆる生命が天地に満ち始めるころ。

とくに植物の生長は、いちじるしく、やわらかな若葉はくっきりと色濃くなり、畑の麦は実りの季節を迎えます。

というころのようです。

季のことば:卯月・清和月

季の花:泰山木

季の料理:梅仕事

梅仕事に忙しいのは、蟻たちかな。

福寿草の実は熟し、指で軽く落とすことができます。

蟻たちにも容易に巣に持ち帰れます。

蚕起食桑:2015年5月21日から5月25日まで。

蚕が桑の葉を盛んに食べ始めるころ。

桑から始まる養蚕は重要な産業でした。

また、重要な産業とすべきでしょう。

季のことば:桑は妙薬、建仁寺に建つ「桑の碑」が薬としての功績を伝えているようです。

季の花:桐の花

季の野菜:トマト、やっと苗を植えるところです。

季の鳥:ほととぎす

上溝桜、黒百合、福寿草の実と蟻の画像は、小樽の庭で2015年5月21日に撮ったものです。

園芸店で購入した五株の黒百合は、やっと十株になりました。

また、庭の四か所に福寿草が咲くようになりました。

1)小樽の裏山の上溝

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2)小樽の庭で咲き始めた黒百合

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3)福寿草の実を運ぶ蟻

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蟻の巣の入り口に福寿草の実を置くと蟻たちが巣の中に素早く運び込みます。

どこに種を運ぶかあり次第なのですが、福寿草が増えてくれることを期待しています。

福寿草が花開くと蝿類や蜂類が受精を助け、実が熟すと蟻たちがその頒布をしているようです。

いま、庭では蟻たちが一生懸命働いています。

季の昆虫:蟻

勝手に季の昆虫としました。

梅仕事:青梅のシロップ煮、かりかり小梅の下漬け作り、完熟梅での梅干し仕込み、梅酢作りなど初夏には、保存食の手作り仕事に忙しい季節なのでしょう。

人も蟻も同じかな。