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風景夢譚

楽しく学んだ歳時記の忘備録

175.夏・小暑:三十一候初候温風至(あつかぜいたる)

小暑は、明後日(2016年7月7日)から7月21日までです。

本格的な暑さの前段階で、徐々に夏を感じ始めるころでしょうか。

小暑のはじまる日から立秋の前日までが「暑中」です。

梅雨明け前の地域が多く、天候も不安定な時期のようです。

蓮の開花のころのようです。

sikihuukei.hatenablog.com

温風至は、明後日から7月11日までです。

七夕が過ぎ梅雨が明けるころのようです。

暖かく湿った南風が吹くと急に暑さを感じるとか。

梅雨時の南風を黒南風、梅雨明けのころを白南風というようです。

暗くどんよりした空から日差しあふれる空への変化がわかる風の異名のようです。

暑い夏のはじまりのようです。

小樽には梅雨がないので実感がわきません。

いま、庭ではジャガイモの花(馬鈴薯の花)が咲いています。

品種は、北あかりです。

花に興味をもって撮り始めたのは、五十代半ばでしょうか。

定年後の生活を意識した頃です。

子どものころにも、桜や梅や文目などもきれいだなと思ったことはあると思うのですが、思い返すとあいまいな記憶だけです。

ついこの前まで、植物が花を咲かせることは、当たり前と考えていたのです。

進化の過程で、花を咲かせ、実を結ぶことは画期的なことだったようです。

大繁栄を遂げた恐竜の絶滅の直接的要因は、隕石が衝突したことが挙げられ、固く信じていました。

大繁栄を遂げた恐竜は、革命的な被子植物の進化に対応できずに、絶滅したということを固く信ずるようになりました。下記の本を読んで。

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被子植物の花と共生関係を築いた昆虫や、被子植物の果実と共生関係を築いた哺乳類や鳥類は、恐竜絶滅後、大繁栄を遂げることになります。

定年後にジャガイモや韮、大姥百合、独活などの花を身近に鑑賞するようになりました。

庭や裏山で咲くので、大姥百合や独活などはきれいな花ではないのですが、積極的に花を鑑賞するようになりました。

サクランボやリンゴなどは果実を見ますと、美味しそうと思います。

以前住んでいた余市町は、サクランボやリンゴの町です。

ニッカウヰスキーの工場のある街で、デジカメ片手に花を撮りに行ったものです。

真っ赤な果実のころは、撮りに出かけたのですが、採りに来たのではと誤解されそうです。

人間が花も果実も美しいと感じるのは、なぜだろう。

合理的な理由がなくても、花や果実を美しいと思うのはごく自然なことですね。

美しい花や果実を見ると撮りたくなるのです。

一般に動物は生存に必要のない花を愛さないようです。

人間は花を愛する動物です。

花を愛することも人間がほかの動物と区別される一つなのでしょう。

人間の文化の一つであると稲垣栄洋氏は、述べています。

全く同感です。

そして、花を採ることや活けること、さらに撮ることも人間の文化でしょうか。

庭で2016年7月2日に撮った北あかりの花です。

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庭で咲くロリーポップと思うのです。

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四葉鵯(ひよどり)かな、自信ありません。

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退職後の生活を楽しくしている一つは、植物とのお付き合いです。

同じ花を毎年撮っています。

「植物の豊かな世界をとことんたのしもう!」

人間はなぜうろうろとデジカメ片手にうごきまわるのか。

では、また。