風景夢譚

楽しく学んだ歳時記の忘備録

185.秋・処暑:四十一候次候天地始粛(てんちはじめてさむし)

天地始粛は、明日(2016年8月28日日曜日)から9月1日までです。

朝晩を中心に秋らしい涼しさが訪れるころのようです。

8月26日にから寝室の窓を閉めて休みました。

涼しい風でなく冷たい風が入ってくるようになったからです。

朝起きると長ズボン、そして気温が上がると

短ズボンと一日数回履き替える時期になりました。

虫の声も秋が訪れたな感じさせてくれます。

パソコンの横の歳時記カレンダーには、

「てんちはじめてしゅくす」

(天地の気が粛然として万物があらたまる頃)

とあります。

詳しくは昨年の記載を読んでみてください。

 

sikihuukei.hatenablog.com

 

カレンダーに古代紫と記載してあり、その説明があります。

庭ではまだ額の花が咲いていて、咲き終わった花、咲き終わりそうな花、咲き始めて少したった花、これから咲き始める花、といろいろな開花状況の花がありますが。

でも、庭の多くは花の時期を終えようとしています。

紫いろも花の開花状況で変化しています。

額の花紫といってもたぶん特定できないでしょう。

手持ちの数少ない本には、額の花紫という表現がありません。

数少ない本貼り付けます。

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さびた赤みの京紫系の紫は「古代紫」、粋の美意識を表す冴えた青みのの江戸紫は「今紫」と言われていたようです。

紫系の伝統色でも、

紫、濃色(こきいろ:最高位を表す禁色)、薄紫、藤色、藤紫、菖蒲色、紫苑色、二藍、紅掛花色、半色、紅藤、江戸紫、京紫、杜若色、竜胆色、紫紺、偽紫、滅紫、菫色、楝色

とあります。

赤系、黄・橙系、青系、緑系、茶系、黒・白系の伝統色となると多くの伝統色があります。

それぞれに歴史があり、数冊の本を読んだだけでは、

その歴史を知ることはできないと思います。

季節に関連付けると理解しやすいでしょうか。

秋の色は、

尾花色、惚色、土器色、翁茶、茅色、藁色、撫子色、洎夫藍色(さふらん)、吾亦紅、緋色、炎色、京緋色、梨子色、胡桃色、柘榴色、蒲萄色、葡萄紫、葡萄鼠、海老色、海老赤、紅海老茶、月白、蒼白色、白藍色、愛白、雲居鼠、魚肚白、真珠色、淡黄蘗(うすきはだ)、淡黄色、青香、承和色、檸檬色、茄子紺、茄子納戸色、紅掛花色、紫式部、紫苑色、竜胆色、萩色、桔梗色、女郎花、紅桔梗、桔梗納戸、茜色、纁(そひ)、真赤、緋褪色、落栗色、栗色、栗梅、栗鼠色、栗梅茶、紅葉色、濃紅葉、赤朽葉、朽葉色、濃朽葉、淡朽葉、黄朽葉、柿色、照柿色、柿渋色、柿兼房色、柿茶、濃柿、洒落柿、水柿、洗柿

などがあるようです。

読んで漢字に変換するのも大変でした。

もののあはれを愛でながら秋の色の豊かさもあじわいます」と秋の色にありました。

数冊の本を読んだだけでは、豊かさを味わえません。

自然を愛でながらもののあはれを実感する生活を実践していなければ、本を読んだだけではだめですね。

昔の人のほうが心の豊かな生活を送っていたかな。

便利な生活を送ることと心の豊かな生活を送ることは、違う生活と思います。

便利で心の豊かな生活を送れないかな。

なかでも心の豊かさが大事だなと思うのです。

では、この辺で。