風景夢譚

楽しく学んだ歳時記の忘備録

318.夏・夏至末候(第三十候)「半夏生(はんげしょう)」

半夏生は、明後日2018年7月2日から7月6日までです。

sikihuukei.hatenablog.com

夏至の「心ごよみ」として、以下の本に「紫陽花」が記載されていました。

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少し長いですが、引用します。

「紫陽花は、日本原産の植物なのですが、広まったのは大正時代以降だそうです。幕末にヨーロッパに持ち出され、品種改良が進んで、再び日本に入ってきたのだとか。今ではすっかり梅雨の時期を代表する花になりました。

「紫陽花」と書くのは、平安時代の源順(みなもとのしたごう)が、白楽天の詩に出てくる「紫陽花」を、間違えて紹介したのが始まりです。当時の中国には、紫陽花はなかったといいます。

でも、雨の季節を明るく彩ってくれる地上の陽だまりのような「紫陽花」。やはり、この漢字がぴったりですね。」

引用終わります。

万葉植物名は、あぢさゐ、万葉仮名は、安治佐為、味狭藍、万葉植物現代名は、アジサイユキノシタ科)です。

大伴家持の773番歌と橘諸兄の4448番歌の二首が集中に詠まれています。

語源は、真の藍色が集まり咲く「集真藍(あづさい)」に由来するようです。

万葉では、移ろう色と咲きざまに注目しています。

シーボルトが、日本の夫人お滝さんを偲んで、学名に「オタクサ」と命名したことでも知られています。

(・・・シーボルトは自著の中で otaksa をアジサイが日本で「オタクサ」と呼ばれていると命名の由来を説明しているが、牧野は日本国内でこの呼称が確認できなかったことからシーボルトの愛妾の楠本滝(お滝さん)の名を潜ませたと推測し、美しい花に花柳界の女性の名をつけたとして強く非難している。そして自らも新種の笹に自らの妻の名から「スエコザサ」と名付けた。・・・)

梅雨花ともいわれ、梅雨の時期に咲く花の代表でしょうか。

万葉集の引用は下の本です。

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今年の本州の梅雨明けは早く、昨日(2018年6月29日)のようでした。6月の梅雨明けは初めてのようです。

小樽の紫陽花や額紫陽花は、例年下のような状態で、真夏の花と言えます。

紫陽花:2018年6月30日撮影

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額紫陽花

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今朝(2018年6月30日)の庭に咲く都忘れを貼り付けます。

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トマト

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イトハユリ

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コマユリ

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裏山では、あざみが花の盛りでしょうか。

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わらびの小群落

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そしてこれから花の時期の大姥百合です。

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蝦夷梅雨の合間の晴れ間に、今朝撮りました。

気象庁の正式な用語かどうか知りませんが、蝦夷梅雨(小樽の)は明けていないようです。

では、今日はこの辺で。